教えてっ!フルリ

女の子3歳の七五三

七五三

3歳の女の子の七五三について詳しくご紹介します。3歳の女の子の七五三は他の年齢の七五三と何か違うところはあるの?3歳の七五三を行う上で気を付けた方が良い点や、準備しておいた方が良い物、お着付けやヘアセットは自分でできるの?といった、3歳の七五三を迎えるお子様のご家族に向けて、ご紹介していきますので、ぜひご参考になさってください。

3歳女の子ってどんな時期?

3歳の頃になると、体つきも大きくなり、平均身長は93~98cm程度。お洋服のサイズは100cm、お靴は15cmくらいのお子様が多い時期です。運動機能も高まり、より活発に遊ぶ姿が見られます。言葉の発達も顕著で、単語だけの会話から述語や助詞などを交えたより複雑な言葉を話2せるようになる頃です。また、自我が芽生え2歳頃に始まるイヤイヤ期が続いていることもあり、ご両親を悩ませることもあります。

しかし、これはあくまで平均の話ですので、お子様の成長スピードは本当に様々。あくまでも、ご参考程度にお考え下さい。

3歳女の子の七五三注意点

そんな3歳の時期に行われる七五三。一体どんなことに注意して行うのが好ましいのでしょうか。いきなり、七五三の当日に知らない場所に連れていかれ、初めて見るお着物を紐で結ばれることにビックリしてしまうお子様も多いもの。でまずは、七五三というイベントがあることを、お子様にお話ししてみましょう。七五三は3歳の女の子の特別なお祝いだよ。この時にしか着れない、お着物っていう特別なものを着ることができるよ、髪の毛も可愛くしたり、ママみたいにお化粧もできるんだよ。と、お話しして【素敵だね】【可愛いね】【楽しみだね】と、お子様がワクワクした気持ちになるようなお声がけをしましょう。七五三を題材にした絵本もありますので、一緒に読んで七五三の楽しさを知ってもらうことが、七五三成功の第一歩です。そして、もしお着物が自宅にあるようでしたら、お着物を着る練習をしてみるのも効果的です。初めて会ったお着付けのスタッフに、初めてのお着付けをお願いするよりも、お子様もお着物を着た経験があれば怖がらずにお着付けできますね。3歳では髪の毛をしっかりとまとめたご経験も少ないかもしれません。そんなときも、お家で髪を結ぶ練習をするのが効果的と言えます。

また、3歳頃の時期にはご機嫌な時間もあれば、1人で歩きたい時間もあれば、眠い時間や、ママの抱っこが良い時間、お腹が空いたり、泣きたい時間だってまだまだあるかもしれません。なるべく、日常の生活でお子様がご機嫌で居られる時間帯を選んで、ご撮影を予約するのが良いでしょう。特に、眠くなりやすい時間帯は避けることをお勧めいたします。

それでも、お子様のご機嫌が悪くなってしまうこともあるかと思います。そんな時にはすぐに休憩をしましょう。お子様が好きなお菓子や飲み物は必須アイテムです。お子様が大好きだけど、いつもはなかなかあげていないお菓子などがあれば、より一層お子様もそのご褒美を目指して頑張る!というお気持ちが高まるかもしれませんね。

そして、お参りのさいは履きなれたスニーカーがあるとよいでしょう。参道は石畳や細かい砂利の道になっていることが多く、ただでさえ歩きにくい道を履きなれないお草履で歩くのは大変です。途中で脱げてしまったり、花緒(鼻緒:はなお)の部分が痛い。なんて言い出すことも予想されます。そんな時には履きなれたスニーカーがあればすぐに問題解決です。ぜひ、ご持参ください。

3歳の女の子の着物ってどんなもの

3歳の女の子が七五三の際に着る晴れ着は、身丈の3倍の布を裁って作られることから『三つ身(みつみ)』と呼ばれます。お宮参りの際に使用したお着物は『一つ身(ひとつみ)』と、呼ばれそのお着物が着れる体型のお子様は一つ身のお着物を仕立て直して、3歳の七五三で使用することが可能です。お着物を着用した後に『被布(ひふ)』という柔らかいベストのようなものを羽織ります。比較的簡単にお着付けが可能です。

お着物着るのに必要なもの

3歳の女の子のお着物をお着付けする際に必要な物は下記のものです。

1、お着物

2、お被布

3、肌着(肌襦袢:はだじゅばん)

→素肌に着用するもので、和装用の肌着の事を『肌襦袢(はだじゅばん)』と言います。汗や汚れがお着物に付かないようにすることを目的としています。必ずしも、肌襦袢を着なければいけない、という事はなく、外からは見えない部分なので普段お子様が身に着けている肌着で、襟ぐりの深めに開いたU字のものか、V字のものでも問題ありません。

4、長襦袢(ながじゅばん)

→肌着(肌襦袢)の上に着用します。こちらも汗や汚れから、お着物を守るために着用します。また、襟元には『半襟(はんえり)』が付いており、お着物と首元がこすれた時にできる汚れを防ぎます。半襟には汚れを防ぐ目的の他に、可愛い刺繍があしらわれているため、お顔周りを華やかに演出してくれます。お着物を新規で購入した場合、半襟が付いていない場合がありますので、その際は自分で購入し、縫い付ける作業が必要になります。

5、腰ひも

→長襦袢やお着物を着つける際に使用する紐です。使用する本数は、体型やお着物の長さによっても様々ですが2~3本あれば基本的には3歳のお被布タイプのお着物のお着付けが出来るでしょう。

6、足袋(たび)

→洋装でいうと靴下の事です。ただ、親指と人差し指が分かれているため、お子さまによっては履きたがらない子もいます。もし、可能でしたら足袋も本番前に練習をして、何度かお子様に履いてもらうことをお勧め致します。大人用の足袋はかかとの部分に『甲馳(こはぜ)』と呼ばれる金属の爪ぼのようなものを紐にひっかけて止めますが、お子様用の足袋は甲馳がないソックスタイプのスポッと足を入れるだけのものが、履きやすく柔らかい生地でできていますのでフィット感も強くお勧めです。

7、お草履

→特にきまりまはありませんが、お子様の足のサイズに合わせて、お草履を用意しましょう。新品の物ですと、花緒が固く履きにくいことがありますので、お参りの前に花緒を外側に手で引っ張って少し柔らかくしておくとお子様も履きやすいかもしれません。

8、お鞄

→主流な物は口の部分に紐がついており、巾着のような形のものが多いですが、近年ではオシャレな物も沢山増え、がま口タイプのものや、うさぎやお花の形をしたチャックタイプの物などもあります。こちらも特に決まりまなく、荷物を入れるというよりも、晴れ着のコーディネートの1つとして用意する意味合いが強いようです。

9、髪飾り

→髪の毛に付けてヘアースタイルを華やかに仕上げます。こちらも、特に決まりはありません。ですが、3歳の女の子はまだ毛量も少なく、なかなかヘアセットも凝ったものができない事もあります。ウイッグを使用したヘアセットにしない場合は、ピンタイプの髪飾りの方が使用しやすいでしょう。七五三当日のお子様のヘアースタイルに合わせて髪飾りを選んだ方が良いと言えます。

(10、兵児帯(へこおび))

→腰ひもでお着物の丈の長さを調節した後に巻きますが、この上にお被布を身に着けるため、外からは見えません。そのため使用しないこともあります。

ママでも着付けできるの?簡単?

3歳の七五三のお着物。自分でお着付けができるの?難しそう。と思われる方もいらっしゃるかと思います。一般的な3歳の女の子のお着物のお着付けは、比較的簡単にできます。特に、お子様の身長に合わせて丈の長さが調節してあるお着物でしたら、より一層簡単にお着付けが可能です。大切な我が子の初めての七五三、出来る事なら自分でお着付けをしてあげたい!というご両親様はぜひSNSや動画サイトなどでお着付けのやり方が紹介されていますので、1度ご覧いただき、挑戦してみるとよいのではないでしょうか。

髪の毛はどうするの?セルフでできる?美容室?

ヘアースタイルに関しては、凝ったスタイルをご希望でしたら美容室をご予約されるのが良いでしょう。しかし、お着物に合えば簡単なヘアーセットでも大丈夫。というようでしたら、簡単にできる方法もあります。1度挑戦してみてはいかがでしょうか。

セルフヘアセットの時にあると便利なもの

お子さまの髪の毛はつるつるとしていて、生えそろっていない毛も多く長さもばらばら。1つにまとめようとしてもきれいにまとめるのは、なかなか難しいですよね。そんな時にあると便利な物をご紹介いたします。

1、ヘアスプレー・ヘアミスト(水を霧吹きできるボトルに入れても代用可能)

→さらさらな髪の毛のまとまりができるので、髪の毛を濡らすときに使用します。髪の毛を少し濡らすことでかなりまとめやすくなあるでしょう。

2、ヘアピン

→お子様の後れ毛を止める時などに使用します。通常よく目にするあめピンは、お子様の頭には大きくて使いにくく、お子様も違和感を持つ場合がありますので、その際にはスモールピンを使用するもの良いでしょう。

3、ヘアゴム

→3歳のお子様の髪の毛を全てまとめても、毛量はまだまだ少ないもの。そんな時は輪ゴムのような細長いゴムを使用すると結びやすいかもしれません。

4、ウイッグ

→3歳さんに使用しやすいのは、輪になったタイプでしょう。ウイッグを付けるためには、まず地毛で土台となるお団子を作る必要がありますが、お子様の場合もう量が少なく土台となるお団子も小さくなりますので、なるべく小ぶりなウイッグを使用することをおすすめ致します。その方が、お子様も違和感なく過ごすことができるでしょう。ウイッグの色や質感にこだわらなければ、100円ショップなどで安価な物を購入することもできます。

3歳の女の子に『きものってかわいくてたのしい♪』って感じてもらうなら、スタジオフルリ1択!!

ここまで、3歳の女の子の七五三について詳しくご紹介致しましたが、いかがでしたでしょうか。とはいえ『うちの子、お着物が着れるか心配』という、ご両親さまは多いはず。正直なところ、フルリにご来店頂くお子様の中にもお着物は着たくない!という子は沢山います。ですが、大丈夫です。まずは、そんなお子様の『お着物は着たくない!』というストレートな思いをしっかりと受け止めるところから撮影はスタートします。そんなお子様の気持ちにスタッフが1人1人しっかりと寄り添って、じゃぁ最初は探検に出かけよう!と、フルリの中にかくれんぼしている、動物さんを探しに出かけ、なかなか出会えない時には『じゃぁ、これを着て変身したら、見つかるかも!』と、お着物を着るよう誘ってみると、着てくれる子が居たり。時には、スタジオの奥から秘密のおもちゃを出してきて、おもちゃで夢中に遊んでくれているうちに、いつの間にかお着物姿になっていたり。時には、お子様の大好きなご両親様のお手伝いをお願いしながら・・・なんてことも。でも、最初はどんなスタートでも、ご撮影が進んでいくうちにみんなニコニコ笑顔に。七五三のイベントにちょっぴり不安があるご家族様こそ、1度スタジオフルリに遊びに来てみませんか?

★フルリの七五三撮影はこちら★

Shopinfo

店舗情報

東京・埼玉合わせて3店舗展開しております。

駒沢大学店

駒沢大学店

吉祥寺・三鷹店

吉祥寺・三鷹店

朝霞店

朝霞店

埼玉県朝霞市仲町2-3-3 藤川ビル2F

048-456-7393