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男の子3歳の七五三

七五三

七五三といえば、3歳と7歳の女の子と5歳の男の子のお祝いですが、現在では3歳の男の子の七五三をお祝いするご家族も増えています。女の子の七五三が2回あるので、男の子も3歳で七五三のお祝をしてあげたいというご両親のお気持ちからでしょう。さて、3歳の男の子の七五三について詳しくご紹介していきますので、参考にしてみてください。

3歳男の子ってどんな時期?

3歳の頃の男の子の平均身長は93~98cm程度。お洋服のサイズは100cm、お靴は15cmくらいのお子様が多い時期です。運動機能も高まり、より活発に遊ぶ姿が見られます。言葉の発達も顕著で、単語だけの会話から『お名前は?』『何歳?』『好きな食べ物は?』などの質問に答えられるようになったり、可愛らしい言い間違いや独特の表現方法にくすっと笑ってしまうこともありそうです。また、自我が芽生え2歳頃に始まるイヤイヤ期が続いていることもあり、ご両親を悩ませることもあります。

しかし、これはあくまで平均の話ですので、お子様の成長スピードは本当に様々。あくまでも、ご参考程度にお考え下さい。

男の子の3歳は本来七五三をやらないのでは?

七五三のお祝について、色々とご紹介はしていますが、絶対的なルールはなく、地域やご家族の意向などにより男の子でも3歳や7歳でも七五三のお祝をすることがあります。その他にも、ご兄弟の七五三に合わせて、本来七五三のご年齢ではないお子様にもお着物を着せてお参りに出かけたり、ご家族皆さんの楽しめる方法でお祝いが出来るのが1番ではないでしょうか。

今は3歳でも七五三をやりたい男の子ママが激増

5歳になると、大人っぽさが増して刀などの小道具を使って、かっこよくポーズを決めることができるようになるお子様もいます。ですが、3歳のまだまだあどけない時期のお子様の晴れ着姿をお写真や思い出に残すことができるとあって、男の子を持つご家族で3歳の七五三をお祝いすることが増えています。特に、5歳は凛々しく羽織袴姿になりますが、3歳の時期には男の子用のお被布タイプのお着物をお召しになるご家族も多いです。そうすることで、3歳は可愛らしく。5歳になったら凛々しく。と、それぞれの時期の七五三を楽しむ事が出来そうです。

3歳男の子の七五三のスタンダード

3歳の男の子も七五三をお祝いするご家族が増えているとはいえ、5歳の七五三のように神社やお寺にお参りをして、会食をして、お写真撮影をすることが多いのでしょうか。もちろん、その流れでも問題はありません。しかしながら、3歳の男の子に関しては元々お参りに行く習慣が無かったため、現在もお参りに出かけるご家族は少なく、晴れ着姿のお子様のお写真のご撮影に行かれるご家族が多いようです。もちろん、3歳のお子様とご一緒にお参りに出かけ、これまでの成長に感謝し、これからの益々の幸福を祈願することは素晴らしいことですので、間違いではありません。3歳の七五三の際にお参りにでかけるのか、お写真撮影だけ行うのか、3歳は七五三をやらないのか、ご家族内で話し合いそれぞれのご家族に合った選択ができるとよいですね。

3歳の男の子着物ってどんなもの?

3歳の男の子が着る晴れ着は、大きく2つのご衣装があります。1つめは5歳の七五三の時にも着用する【羽織袴】のタイプのもの。2つめは3歳の女の子が七五三の時に着るものと同じ作りの【お被布】タイプのものです。この他にも、地域やご家族独自のご衣装を身に着ける場合もありますが、スタンダードはこの2つと言えるでしょう。

では、それぞれのご衣装について詳しくご紹介していきます。

まずは【羽織袴】についてです。こちらは5歳の男の子の七五三、成人男性も結婚式などで着用することがあります。お着物、羽織、袴の3点から成り、お着付けの工程はお被布と比べるとやや多めなので、3歳のお子様には少し窮屈だと感じるでしょう。しかし、男性の和装の中での正装ともいえる【羽織袴】は、かっこよく、男らしく、そして凛々しい印象を与えます。

また【お被布】タイプの特徴はお着付けの工程が少なく、女の子の3歳の七五三と同じ作りですので、初めてお着物を着る幼いお子様にご負担が少ないのが特徴です。幼い時期にしか着ることのない【お被布】タイプのお着物は、かわいらしく、まだまだあどけない、お子様らしい印象を与えます。

どちらの着物も、お子様の晴れの日を素敵に演出してくれますので、ご両親がお子様のかっこいいお姿を残したいか、可愛くてよりお子様らしい姿を残したいかによって、お子様のご衣装を選ぶのがよいのではないでしょうか。

お着物着るのに必要なもの

―――羽織袴―――

1、お着物

→お子様の益々のご成長を願って、お子様の身長よりもかなり大きめに作ってあることが特徴で、お子様の現在の体型に合わせてお袖の長さを調節する【肩上げ】を事前に行います。また、5歳の男の子のお着物の場合、袴よりもお着物の長さが短くなるように調節することを【腰上げ】と言います。

お宮参りの際に使用した【一つ身】のお着物を仕立て直して着用する場合もあります。

2、羽織

→羽織は、お着物の上に着用する物です。男性用和装の礼服と言われています。お着物と同じく、大きめに作られていますので、事前に肩上げをしておきましょう。男の子の羽織には兜・龍・鷹・松竹梅、など勇ましく、凛々しさの象徴とされるのもや、縁起の良いものが描かれることが多いとされています。近年では格子模様やストライプ、水玉模様などお洒落でデザイン性の高いものも、人気を集めています。どのデザインを選ぶかは、ご両親とお子様とで話し合い、ご家族皆さんが気に入る、お気に入りの1着が見つかると良いですね。

3、羽織紐

→羽織がはだけないようにするための紐の事です。実際に紐を結ぶという事はなく、決まった形になっているものがあり、その両端にフックがついているので、そのフックを羽織とつなぎます。一般的には白い紐で作られた羽織紐が多いですが、お洒落なお着物はカラーストーンでできているものや、チェーン

4、袴

→こちらは洋装でいう、ズボンです。和装でいう礼服にあたり、昔は無地や縦じま模様が主流でしたが、羽織同様に近年ではグラデーションや色々な柄を取り入れたものも主流となっており、お子様やご家族のお好みに合わせてこちらもお気に入りの1着が見つかると良いですね。

5、角帯

→着物の上から締める帯です。尻っぱしょり(お着物や長じゅばんの端を、帯に絡めて織り上げ歩きやすくすること。尻ぱっしょり、尻端折り、とも言う)を行う役割も持つ。帯の上に袴を身に着けるので、帯自体はさほど目立つものではない。

6、肌着(肌襦袢:はだじゅばん)

→素肌に着用するもので、和装用の肌着の事を『肌襦袢(はだじゅばん)』と言います。汗や汚れがお着物に付かないようにすることを目的としています。必ずしも、肌襦袢を着なければいけない、という事はなく、外からは見えない部分なので普段お子様が身に着けている肌着で、襟ぐりの深めに開いたU字のものか、V字のものでも問題ありません。

7、長襦袢(ながじゅばん)

→肌着(肌襦袢)の上に着用します。こちらも汗や汚れから、お着物を守るために着用します。また、襟元には『半襟(はんえり)』が付いており、お着物と首元がこすれた時にできる汚れを防ぎます。男の子の半襟は白の無地であることがほとんどです。お着物を新規で購入した場合、半襟が付いていない場合がありますので、その際は自分で購入し、縫い付ける作業が必要になります。

8、腰ひも

→長襦袢やお着物を着つける際に使用する紐です。使用する本数は、体型やお着物の長さによっても様々ですが2~3本あれば基本的には5歳の羽織袴お着物のお着付けが出来るでしょう。

9、足袋(たび)

→洋装でいうと靴下の事です。ただ、親指と人差し指が分かれているため、お子さまによっては履きたがらない子もいます。もし、可能でしたら足袋も本番前に練習をして、何度かお子様に履いてもらうことをお勧め致します。大人用の足袋はかかとの部分に『甲馳(こはぜ)』と呼ばれる金属の爪ぼのようなものを紐にひっかけて止めますが、お子様用の足袋は甲馳がないソックスタイプのスポッと足を入れるだけのものが、履きやすく柔らかい生地でできていますのでフィット感も強くお勧めです。

10、お草履

→特にきまりまはありませんが、お子様の足のサイズに合わせて、お草履を用意しましょう。新品の物ですと、花緒が固く履きにくいことがありますので、お参りの前に花緒を外側に手で引っ張って少し柔らかくしておくとお子様も履きやすいかもしれません。

11、懐剣(かいけん)

→元々は、護身用として短剣を身に着けていたものが、現代ではそれを模した装飾品を、袴と角帯の間に差し込み、お着物姿をさらに凛々しく演出しています。

12、お守り・白扇

→魔除けや幸福をもたらす願いを込めてお守りを身に着けます。懐剣や袴の隅に結ぶこともありますが、羽織を羽織ると見えないことが多いので、近年ではお守りは身に着けないこともあります。また、白扇は袴に差して身に着けるか、手に持って使います。

―――お被布タイプのお着物―――

(羽織袴と服従する部分の説明は画像のみご紹介させていただきます)

1、お着物

2、お被布

3、肌着(肌襦袢:はだじゅばん)

4、長襦袢(ながじゅばん)

5、腰ひも

→長襦袢やお着物を着つける際に使用する紐です。使用する本数は、体型やお着物の長さによっても様々ですが2~3本あれば基本的には3歳のお被布タイプのお着物のお着付けが出来るでしょう。

6、足袋(たび)

7、お草履

この他に、お着物の柄や雰囲気に合わせて、ベレー帽などを合わせるのも素敵です。

ママでも着せられるの?簡単?

3歳の七五三のお着物。お着付けに挑戦してみたいけど、難しそう。と思われる方もいらっしゃるかと思います。お被布のタイプでしたら、比較的簡単にお着付けが出来ます。特に、お子様のご身長に合わせて丈の長さが調節してある【腰上げ】済みのお着物でしたら、より簡単にお着付けが可能です。大切な我が子の初めての七五三、出来る事なら自分でお着付けをしてあげたい!というご両親様はぜひSNSや動画サイトなどでお着付けのやり方が紹介されていますので、1度ご覧いただき、挑戦してみるとよいのではないでしょうか。

また、羽織袴のお着付けは、7歳の女の子のお着物程ではありませんが、お着付けの工程は少し多くなります。また、元気いっぱいに動きたい男の子が多い中で、沢山動いても袴ががずり落ちてこない、襟元が乱れないようにしたい、など少しでも着崩れを防ぎたいようでしたらプロにお着付けをお願いした方がよいでしょう。

しかしながら、羽織袴の着付けの工程もSNSや動画サイトに出ています。ご家族のどなたかがお子様のお着付けにチャレンジすれば、もしお参りの途中で着崩れても、その場で直すことができる。というメリットはあります。もし、ご興味のある方は1度動画やSNSを見ながらお着付けにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

髪の毛はどうするの?セルフでできる?美容室?

3歳の男の子のヘアセットは大きく2択です。

1つはヘアセットは行わず、ブラシやくしで解かすだけにする。もう1つは、ワックスやスプレーで髪に動きを出す方法。解かすのみにすると、より自然体なお子様らしい仕上がりとなります。また、ワックスやスプレーを使用した場合は、少し大人っぽくきちっとした、特別感のあるかっこいい印象になることが多いです。お子様の晴れ着のイメージや、ご家族のご意向、お子様の雰囲気などから、ヘアセットを考えるとよいですね。

3歳の男の子ママで『あぁ、3歳でもお着物で撮影してよかった~』って感じたいなら、スタジオフルリ1択!!

いかがでしたでしょうか?本来であれば男の子は5歳のみのお祝い事であった七五三のお祝い。しかし、すくすくとご成長していくお子様の可愛らしい姿を少しでも沢山残しておきたいと感じるのは愛しい我が子だからこそ。

3歳で羽織袴、5歳でも羽織袴。これなら同じ羽織袴だけど、5歳になったらよりお兄さんになったねと、お子様の成長を感じられます。

3歳はお被布、5歳は羽織袴。これならお子様のご成長に合わせて、3歳は可愛く、5歳はかっこよくと、2種類のお着物でご年齢に応じたお子様の愛らしい姿が見られるのも魅力的。

どっちにしようか迷いますが、フルリの七五三ならどちらのご希望も叶えられますよ。

3歳の男の子用にお被布も羽織袴もご用意していますので、当日までどちらのお着物を着るか決められない・・・なんてご家族は実際のお着物をお子様に当てながらよりイメージに近い方をチョイスすることもOK。

しかも、3歳さんならではの『いっぱいあそびた~い!』そんな気持ちももちろん叶えられます!お着物姿でお寿司屋さんごっこをしたり、かくれんぼに出かけたり、時にはフラワーシャワーが降ってくることも・・・!?

3歳の男の子とパパさん・ママさんをご満足させられるのはフルリだけ・・・かも!?

★フルリの七五三撮影はこちら★

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